元保険外交員が教える保険の選び方・2020
日本人の約8割が保険に入っていると言いますが、内容をちゃんと理解して入っている人は少ないと思います。
保険に入るきっかけは、就職、結婚、出産、などさまざまだと思いまが、保険は人生でも大きな買い物の1つなので、しっかり見極めて入るようにしましょう。
生命保険にはどんなものがあるのか?
まず、1番初めに生命保険と言いてもその中にはいろいろな種類のものがあります。
最近では、自分の欲しい保険を組み立てて作れるものが主流なのでどんな保険があって、どの保険が自分でもっておきたいのかを考えましょう。
2.死亡保険…交通事故・病気
3.介護保険…介護状態になった場合に受け取れる
4.就労不能保険…働くことができなくなった場合に受け取れる
だいたい大きく分けるとこんな感じですが、医療保険だけでも、ガンに特化した保険や手術に手厚いものなど様々です。
この中でどんな保険が必要なのか考えていきましょう。
今自分に必要な保険はなんなのか
今の自分の現状を考えて保険を選ぶことが大切です。
例えば、現在単身なのか、結婚しているのか、子供はいるのかなどです。
今の現状によって入る保険が変わってきます。
例)
1人…入院・ガン・死亡300万
夫婦…入院・ガン・死亡500万
子あり…入院・ガン・死亡1000万
これはあくまで例ですが、単身と家族で子供が2人いる場合では入るべき保険が変わってきます。
<単身>
単身の場合は、まず医療保険が中心で自分が病気になってしまったときに困らない保険に入ることが大切です。
入院、手術になった場合、働けない状態になった場合のことを考えて保険を選びましょう。
死亡保険は、親に残したいなどの理由がある場合を除いては、自分のお葬式代くらいで良いと思います。
<夫婦・家族>
夫婦、家族で一家の大黒柱の場合は、奥さんにいくら残してあげたいか、子供がいる場合は、18~22歳になるまでの最低金額が必要になってきます。
夫婦や家族の場合は、奥さんが働いているのか専業主婦なのかによっても変わってきます。
働いている場合は、一ヶ月にかかるお金から、旦那さん奥さんどちらかの収入を引いて、それを補填できるぶんの金額を保険でカバーできるようにしておくといいと思います。
例)
・旦那さんが保険に入る場合。
・家族全員の一ヶ月の出費25万円。
25万円ー10万円(奥さんの収入)=15万円
15万円×12(1年間)=180万円
おおまかな計算ですが、上のような家計の場合でもし旦那さんが亡くなってしまった場合、生活水準を保とうと思うと、年間でも180万円が必要になってきます。
正確には、遺族年金だったり一人親家庭の免除などもあるのでこれは多く見積もっての話ですが…
これは、あくまで大げさな例ですが、単身の人と家族の場合は重要視するところが変わってきます。
保険料はどれくらいがベストなのか
これは、一概には言えませんが自分の収入で負担がない額がいいと思います。
保険は家賃のように固定費に入ってくるので、毎月払えるのはいくらなのかしっかり考えましょう。
死亡、医療、介護、あたりまえですが、受け取れる金額を上げると、支払金額がどんどん高くなっていきます。
納得できる内容で、納得できる支払金額!!という保険はなかなかないですが、必要なところと必要ではないところをしっかり見極めて、必要のないところは削っていきましょう。
まとめ
すごく大まかな説明になってしまいましたが、保険に入る前に本当にその保険は自分に合っているのか、金額は高くないかを考えてほしいです。
私は、過去に保険の見直しで5000円くらいだった保険料を8500円にしました。
もちろん内容も良くなっていますが、結局負担が大きくやめてしまったのですごく勿体なかったと思っています。
保険は1・2年に1度くらいは内容がかわっていたりするので見直しは大切ですが、見直しの際も保険の内容、保険料はしっかり見極めて入りましょう!!